京都東山の紅葉名所散策|永観堂、南禅寺で紅葉を撮ってきた!

写真

11月中旬となり、紅葉も見ごろのシーズンを迎えましたね。
さっそく京都東山にある永観堂、南禅寺を散策してきました。

行った日:2019年11月16日(土)

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浄土宗西山禅林寺派 総本山 永観堂 禅林寺

古くから「モミジの永観堂」として親しまれているお寺です。

 

永観堂は、総門からモミジに囲まれており、モミジの色づきが伝わってきます。入口で混雑するので、警備員の方からも中に入ってから写真撮影をお願いしますとアナウンスがありました。

令和元年11月6日(水) ~ 12月4日(水)までは「秋の特別寺宝展」が行われています。 釈迦三尊像(重文)、釈迦十六善神像(重文)、十大弟子像(重文)、普賢菩薩像、無量義経などが展示されています。
拝観料も、この時期は、大人1,000円となります。(通常600円)

色づくモミジを見てみましょう。

   

永観堂の特徴と見どころ紹介

東山を背景に、阿弥陀堂をはじめとする古建築が、緑と水に恵まれた庭に調和しています。古来、都びとに愛された優美な景観のなかで静かなひとときを過ごせます。「もみじの永観堂」は、全国にその名を知られています。境内を染め上げる紅葉はもちろん、お堂や回廊のすぐ目の前に迫ってくる鮮やかな岩垣紅葉は、ここでしか見られないものです。みかえり阿弥陀のほか、びんずる尊者像など、功徳のある佛さまを拝むことができます。斬新なデザインと彩色で知られる長谷川等伯とその一門による「竹虎図」「楓雉子図」など、桃山時代の金碧障壁画の傑作が観られます。また、国宝「山越阿弥陀図」や重要文化財「当麻曼陀羅図」など、多くの宝物を所蔵しています。「火除けの阿弥陀」や「三鈷の松」「悲田梅」など、永観堂七不思議が楽しめます。

釈迦堂

方丈。方丈とは、住職の住まいのことです。方丈には北・西・南の3つの庭があります。
室町時代の建立とされ、本格的な書院造りとして知られています。6間からなり、それぞれが「松鳥図」や「群仙図」などの華やかな襖絵で飾られています。

釈迦堂から撮影した方丈庭園。

枯山水庭園。小判形の砂檀は市松文様が描かれていて、勅使が唐門を通る時、この砂を踏んで身を清めたと…いわれています。砂壇の先が唐門です。

 

御影堂

1912年(大正元年)に造営されたもの。総ケヤキ造りの仏堂で、浄土宗の開祖法然上人を祀っています。

御影堂前を撮影。

阿弥陀堂

御影堂からさらに境内を奥に進んだところにあるのが、ご本尊を祀る阿弥陀堂です。ご本尊「みかえり阿弥陀」が祀られている本堂。慶長12年に大阪から移築されました。堂内は極彩色で、格天井には「百花」が描かれているが、両端の長方形の部分だけは、白く塗った「散り蓮華」となっています。

阿弥陀堂の右手にある鐘楼

多宝塔

境内の一番高い場所にある多宝塔。上部は円形、下部は方形の二重塔。五重塔のように、屋根の上に伸びる心柱に九輪と水煙が付いているのは珍しい。ここから京都の町並みが一望できます。

多宝塔から見た眺め。

 

方生池

阿弥陀堂を出て、方生池に向かう途中にある「やすらぎ観音」。

永観堂の紅葉といえば、この放生池。池を囲むようにもみじが植えられ、水面に逆さもみじと極楽橋が映る、風光明媚な景色を堪能できます。

 

 

方生池から「多宝塔」が望めます。撮影シーンにも最適!

方生池内にある弁天社。

画仙堂

今回の秋の寺宝展で公開されています。それ以外の時期は非公開です。

浴室

浴室といっても現在のサウナのようです。

永観堂境内の紅葉写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうでしたか。秋の紅葉を満喫できましたか?今回はモミジの葉を焦点にした写真を数多く撮影してきました。

色合いの違いで美しさも変わりますね。

南禅寺に向かいます。

臨済宗南禅寺派大本山 南禅寺

 

臨済宗南禅寺派の大本山で、正応4年(1291)亀山法皇の離宮の地を賜り、無関普門(大明国師)規庵祖円(南院国師)によって創建されました。以来歴朝の勅願所として、また、中世五山制度が行われると「五山之丈」という最高位に列せられ天下の尊崇を得て今日に及んでいます。

勅使門、三門は重要文化財に、大方丈(清涼殿)小方丈は国宝に指定され、内部の襖絵の多くは重要文化財に指定されています。方丈前庭は小堀遠州作「虎の子渡し」といい代表的な枯山水庭園として有名です。

三門

三門とは、過去のブログでも記載しておりますが、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す、空、無相、無作の三解脱門を略した呼称です。

大泥棒で有名な石川五右衛門がその景色を愛で「絶景かな、絶景かな」という名台詞を残した巨大な三門です。

三門の門から撮影しました。ちょっとした窓絵のようでしょう!

 

法堂

法堂は、法式行事や公式の法要が行われる場所であり、南禅寺の中心となる建物です。

現在の法堂は明治42年(1909)に再建されたものです。ご本尊の釈迦如来、右側に獅子に騎る文殊菩薩、左側に象に騎る普賢菩薩の三尊像が安置されています。天井には今尾景年画伯畢生の大作と云われる幡龍が描かれています。

 

方丈

南禅寺の方丈は大方丈とその背後に接続した小方丈からなります。大方丈は内陣、御昼の間、鳴滝の間、麝香の間、鶴の間、西の間、柳の間、六畳、狭屋の間、広縁より成る入母屋造、杮(こけら)葺です。また、小方丈は虎の間、三室(九畳、六畳、二十畳)広縁よりなり、背面切妻造、前面大方丈に接続、杮葺となっており、昭和28年国宝に指定されました。

方丈庭園の拝観料は、一般500円です。

水路閣

法堂の南側にあるレンガ造りのアーチの美しい琵琶湖疏水のレトロな水路閣があります。テレビのドラマなどでもよく登場しますね。

 

 

南禅寺境内内の紅葉

 

 

 

 

おまけで近くの平安神宮の鳥居を撮影。

京都で一番大きいといわれている大鳥居です。

 

大鳥居の東には京都市美術館があります。

まとめ

11月中旬となり、紅葉も見ごろのシーズンを迎え、京都東山にある永観堂、南禅寺を散策。「紅葉狩り(もみじがり)」を楽しめました。「紅葉狩り」とは、秋に赤や黄色に色を変える木々の葉を見て楽しむことですね。今回の散策は、紅葉を楽しむだけでなく、モミジの葉に焦点をあてたきれいな写真を撮影したかったことも目的でした。満足のいく1日でした。

私が使用しているカメラは2009年頃に購入したニコンD5000です。D5000シリーズは、ニコンが発売している入門向けデジタル一眼レフカメラのシリーズです。2009年5月1日に初代の「D5000」が発売されてから、「D5100」、「D5200」、「D5300」、「D5500」が発売され、2016年11月25日に発表された最新の「D5600」で計6つのカメラが発売されています(D5400は欠番です)。

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