3月24日(日)くもり時々晴れ 気温:12℃
高槻市観光協会及び高槻市ハイキング協議会「高槻を歩こう!高槻市ハイキングコースマップ」で紹介されている「太閤道コース」を歩いた。
安満遺跡公園
高槻市は、京都大学大学院農学研究科附属農場の移転に伴い、その跡地を含めた一帯を、国宝級の歴史資産である弥生時代の安満遺跡を保存・活用し、防災機能を備えた、緑豊かな公園の整備を進めている。
高槻市のシンボルとなる甲子園球場5個分(約22ヘクタール)の広大な「安満遺跡公園」。その一部が昨日の3月23日(土曜日)にオープンした。
本日、10時先着500名に花苗をプレゼント。ゲットした。
歴史拠点施設横を歩き、JR京都線の線路を超える。
京大農場跡地(趣のある建物です)
安満新池を抜け、「磐手橋」バス停を右に入ると「金龍寺跡」入り口(緑水会病院)にたどり着く。
ここから、山の中に入っていく。木々に鮮やかな真っ赤な花が咲いていた。
道中にある三好大明神の石塔。
昨年の台風の影響なのか?(倒木があちらこちらで)
金龍寺跡手前に「座禅石」が!昔、僧侶がこの石の上で座禅したのか?
金龍寺(こんりゅうじ)跡
緑の中に眠る隆盛を極めた古寺跡
(昭和58年、心ないハイカーの火の不始末により焼失)
石積みに囲まれた平らな場所に出る。延暦9(790)年に創建されたと伝わる金龍寺の跡地だ。木のベンチもあり昼休憩にも最適。
太閤道コース
木漏れ日が心地良い太閤道へ。桂川・宇治川・木津川の三川合流と男山を一望出来る、絶好の撮影スポット。山道は結構しんどかったですが、景色を眺めながら、山道を楽しむことができた。
途中、鉄塔を抜けると舗装された道に出る。
「四ツ辻」に出ると、ちょうど、「新大阪ゴルフクラブ」のコースが見えてきました。プレーしたことはないなあ!
ゴルフ場の脇をとおり、「若山神社」へ向かう。
若山神社
若山神社側からの太閤道ハイキングコースの入口
大宝元(701)年創建とされる、豊かな森に囲まれた格式ある神社だ。春は桜が美しく、秋は紅葉で華やからしい。眺望も良いので、ここで一休み。
右手は「男山」、左手は「天王山」が見える眺望場所。
趣のある石段を下ると「若山神社」の入口へ出る。
府道を下って「桜井駅跡」へ
桜井駅跡
「桜井駅跡」と言っても鉄道の駅の跡ではなく、大化の改新降、幹線道路に30里ごとに設けられた馬など旅に必要なものを備えていた施設のことです。京都から西宮へ出る西国街道に面していて、今は公園として整備されている。
この碑は1931年(昭和6年)の建立で明治天皇の御製『子わかれの 松のしずくの 袖ぬれて 昔をしのぶ さくらいのさと』を海軍大将東郷平八郎大将が揮毫した。
裏面には頼山陽の漢詩「過桜井駅址詩(さくらいえきあとをすぐ)」が彫られている。
桜井駅跡は、「楠公父子訣別之所」として知られており、「太平記第十六巻」の「正成兵庫に下向の事」(湊川の戦い)において1336年(延元元年・建武3年)、足利尊氏を討つべく湊川に向かう楠木正成が、嫡男の楠木正行を河内国に帰らせたと場所として有名です。公園中央に大きく、陸軍大将乃木希典筆「楠公父子訣別之所」の碑が建てられ、また近くには滅私奉公と書かれた石像があり、揮毫は近衛文麿です。
JR島本駅
隣接している「JR島本駅」で本日のハイキングは終了。
次は、「西国街道史跡巡り」をしたいと思います。
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